鈴木宗男氏また検察批判「やり方が公平ではない」(産経新聞)

 新党大地の鈴木宗男代表は23日、札幌市内で開かれた民主党北海道第19回定期大会であいさつし、民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」による土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件に触れ、「頭から小沢(幹事長)ありきみたいな検察のやり方、世論にリークするやり方は公平ではない」などと、検察の捜査批判を再び行った。

 来賓として、北海道内の民主党員ら200人以上の前であいさつに立った鈴木氏は、自身が議員秘書だった際の経験を引き合いに出し、「(自分も)日付のミスだとか、金額のミスがあって、よく修正したものだ」と述べ、「今回の事件も修正で十分ではないか」と主張した。

 さらに、鈴木氏は「検察のリークは裏付けがとれない」「メディアは反権力と言うけれど、実際は権力の手のひら」などと発言し、「小沢幹事長の件や石川(知裕容疑者)さんの件は、リークして世論に悪い印象を与えて追い込んでいくやり方。あってはならない手法だ」と批判した。

 一方、鈴木氏の後であいさつに立った連合北海道の高柳薫会長は「検察やマスコミの(世論)誘導が取りざたされている。そういう問いがあることは否定しないが、支持者、国民の求めるものと少しおもむきが違う」と鈴木氏の発言を牽制(けんせい)した。

 そして、「政権与党として、政治と金の問題について残念ながら(民主)党の基本姿勢の発信がない」と述べ、政治と金の問題に関する民主党の基本姿勢を明確に国民に示すよう求めた。

 鈴木氏は16日に東京の日比谷公会堂で行われた民主党大会でも、「検察が正義の人だと思ったら大間違い」と発言するなど、今回の事件にからみ検察批判を繰り返している。

【関連記事】
鈴木宗男氏、検察と法相を批判
「検察が正義は大間違い」鈴木氏の批判に沸く
鈴木宗男氏「狙われたら誰でもやられる」
「権力の横暴だ」 石川容疑者逮捕で新党大地の鈴木宗男代表
「やましいことはしていない」 公判中の外務委員長就任で鈴木宗男氏

自民・大島氏「名護市長選の前に主張すべき」 官房長官発言を批判(産経新聞)
楽天、百度と提携 中国で「楽天市場」展開へ 台湾、タイに次ぐ3カ国目(産経新聞)
「全大臣に」の質問「私の名前は菅」とイライラ(読売新聞)
デモ参加者に催涙スプレー 容疑の高3「かっとなった」(産経新聞)
中3男子、飛び降り自殺か=マンション踊り場に靴−愛知(時事通信)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。